ハット
当団では未だにハットをかぶっている。
ハットって何。
今でも売っているの。
そんな声も聞こえてくるような気がする。
10NJの後、制服が変更されたときに、ハットは制帽の座をベレーに奪われてしまった。
おそらく、お嘆きの向きもあろうかと想像する。
私は、そのときに団委員長の支持のおかげで、ハットを使うことを決意させてもらった。
ちなみに、教育規程で日連の承認により、音楽隊は吹奏時に、特別の服装をすることが出きるとされ、当然、トランペット鼓隊として承認を頂いている。
理由は2つ。
第1にかっこいいこと。
第2にジャンボリー等での演奏の際にベレーでは、雨、首筋の日焼けを防げないことである。
スカウトには、評判がいいが、時々需品売店でハットはもうないと言われてしまう。
ハットのかっこ良さを保つのはなかなか大変で、上進者にはハットのロウ固め講座が開催される。
各種大会の演奏の折りに、多団のリーダーからやっぱハットだねとよく言われて、スカウトは少し自慢げである。
しかし、一抹の不安もある。
それは、日連のハットの在庫がなくなり始めたと言うことだ。
ただ、需品部を通じて、世界スカウト機構から購入が出きるらしい。